社会や音楽etcについて

 

国際電話のかけ方(ガラパゴス現象1)

海外へ電話するとき、日本が特殊な国であることを実感する。

 

海外から日本へ

海外から日本への国際電話をかける方法は各国とも共通であり、覚えやすい。すなわち、
00+国番号+市街局番号(0抜き)+番号である。
例えば、横浜市内の電話ならば、0081-45-1234-5678となる。81は日本の国番号である。 国番号の前に "00" を付ければ国際通話となる。
要するに、0081の後に0抜きで通常の電話番号を続ければよい。

          00 + 国番号 + 番号

日本から海外へ

日本から海外への通話は大変。電話会社および固定電話か携帯電話かによって方法が変わる。下記のルールを記憶することは難しい。混乱すること必至である。

 

固定電話
  NTT回線     0033 + 010 + 国番号 + 番号

  au電話      010 + 国番号 + 番号

携帯電話
  docomo     010 + 国番号 + 番号

  au       001 + 010 + 国番号 + 番号

 

イタリアから日本へきた友人

イタリアから古くからの友人Gが日本にやって来た。私の電話番号をあらかじめe-mailで知らせてあった。彼の携帯から私の携帯に電話がかかってきて、東京で再会する場所や時刻を打ち合わせた。東京駅のバス到着場で無事、再会した後、私は友人に電話のかけ方を訊いた。

 

彼の携帯はNokia製のG3通信の機種である。それは、日本国内にあっては、我々の携帯と全く同じ扱いで通話ができた。具体的には、私の携帯へは、009-1234-5678とダイアルすれば良いとのこと。しからば、イタリアに残っている奥さんへはどうするのかを訪ねたところ、001+010+国番号との答えがあった。auの携帯と同じ要領である。

 

ドイツの友人Dが数年前に日本へ来たとき、彼の携帯は日本国内では役に立たなかった。恐らく、G3通信でない機種であったことが原因であろう。

 

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